もやブログ

もやもや病と診断された30歳女の日記

もやもや病検査④アンギオ

前回のお話はこちらから

moya-blog.hatenablog.com

 

 

前回投稿が正月休みだったのでだいぶ間が空いてしまいました

結局コロナは1週間程度で治りました

腹筋が痛くなるほどの咳だったけど病気が分かったきっかけみたいな酷い頭痛は起きなくて本当よかった

 

 

実は更新しなかったこの2ヶ月の間に入院と手術をして、現在は自宅療養中(それも後数日で終わる)と言う状況です

これまでダラダラ書きすぎた感があるので、もうちょい簡潔に書いていこうと思います

あ、仕事は休職していますが買い物に行ったり友達と食事に行ったり、普通に生活できています

 

 

 

 

 

では今回はアンギオのお話

太い血管からカテーテルを入れて脳に向かう頸動脈まで進めて、造影剤で血管の形や血液の流れを見るという検査ですが、3日間の入院でこれが一番しんどかったです

 

まず前日の夜9時以降食事禁止

夕食(これが健康的な量なのか少ない!食べ足りない!)は7時には済んでしまうので、持参した甘栗むいちゃいましたを2時間かけて食べた

 

で当日は朝6時以降飲水禁止

病名がついた時点から毎朝飲んでる薬を飲むために水を飲んだら看護師さんに「はい、飲みましたね。これ以降は飲まないでください。」

と言われた すごく厳しい

 

後で知ったけど血管造影検査は造影剤の副作用で嘔吐したとき窒息しないように絶食するのが基本らしい

全身麻酔する手術だけじゃないんだ…

 

そしておむつ装着

本当はT字帯っていうふんどしみたいなのを付けるんだけど、生理だと言ったら介護用のおむつを渡された

 

そして朝9時半に呼ばれて検査室へ

ドラマで見る手術室みたいな部屋に歩いて向かうと自分で検査台の上に乗る

先生と看護師3人くらいに囲まれる中おむつをずらされた

鼠蹊部に局所麻酔をされるのだがこの注射が痛い

 

その後太いカテーテルをその穴へススーっと入れられる

時折先生がトンカチみたいな器具でカンカン打ちながらカテーテルを進めていく

麻酔が効いてるので痛くはないけど骨に響く感じがして怖かった

 

循環器用インジェクタは、血管造影用インジェクタと違いますか? | 造影剤と画像診断情報サイト Bayer-Radiology|医療関係者向け情報


そしてカテーテルが多分首くらいまで届くと造影剤が流し込まれる

「顔の右側が熱くなりますよー」と言われた次の瞬間

本当に顔の右半分がボワッと熱くなって目の前に火花が散ったみたいに見えてなんとも言えない気持ち悪さがした

度数の高いアルコールを飲んだ時に喉がカーっとなるような感じで、膀胱も熱くなったのでおしっこを漏らしたのかと錯覚した

その後もいろんな場所が熱くなるたびに写真を撮られて終了

 

先生が刺した傷口を止血するのだが、わいの鼠蹊部を全体重をかけた親指で15分くらいぎゅっと押し続けるというアナログな方法だった

 

その後大人4人がかりで仰向けのまま担架に移されて、迎えにきた看護師さんに引っ張られ病室へ帰還

 

 

ここから4時間安静

寝返りも脚を動かすのも禁止、水を飲むのも禁止でまずは2時間安静

だんだん腰が痛くなってくる

全く身動きの取れない状態で仰向けになり続けるのはこんなに辛いのか

これが行き過ぎると床ずれになるんだろう

辛すぎてこっそりカテーテルを入れたほうの右脚を動かさないようにしてもぞもぞ動いて耐えた

 

2時間後、ベッドの頭を20度起こして水を飲む許可が下りた

腰が痛すぎてこれだけでもありがたかった

そして久々の水!

安静中のトイレはおむつにしないといけないのが絶対に嫌だったので、がぶ飲みしたかったが我慢した

 

 

検査前からクロピドグレルという血をサラサラにする薬を処方されていたので血が止まりにくくなっていて、カテーテルの穿刺部は2週間くらい痣ですごい色になっていました

(場所的に載せられないのが残念)

 

 

更に2時間経ってようやく安静が解除!

傷口が痛むけど歩ける幸せ…

この時点で夕方16時頃

食事も解禁になって出された間食は食パンと牛乳と缶みかん

このいつもならありがたみも感じない給食のようなメニューのなんと美味いことか

看護師さんに「またすぐ夕食が出るから無理に完食しなくていいよ」と言われたけどかっ込むように完食

そして夕食も完食(やっぱりキツかったけど…)

 

 

入院2日目はこれで終了

翌日も退院日だけどまた検査が続きます